『キツイ人間関係を楽にしたいときに読む本』中編

p94
うまく自己主張するには、少々面倒でも、「問いかけ」という手順を省略しないことがコツです
そしてともに答えを作りあげながら、自分が望む答えに誘導して行きます。


【自分の思惑と相手の選択を一致させる方法】

  1. 譲れないポイントを決める
  2. 相手には収支穏やかに対応し、声を荒げない
  3. 相手はあなたの主張に耳を傾けるようになる
  4. 相手には必ず御礼を言い、気さくにほめておく


☆先手をとって問いかけなしに、「○○するべきだ」「○○してもらわないと困る」と本音むき出しにして、選択の余地無く威圧すると、ある種の反発が必ずつきまといます


ここですね。
面倒でも、伝わるのであれば、そのほうが数百倍手っ取り早いですね。
人は自分で決めたことがいちばんです。
ついやってしまいがちなので、これも取り入れたい。

人は内的選択で動くときは幸福で、外的強制で動くときは不幸である


p114
人間、ある程度まで成長して「上質な人生」「劣悪な人生」の視点に目覚めると、責めたりとがめたりの外的強制には、いっさい訴えなくなるのです。
外的強制に訴えるうちは、いかなる名士であろうと、いかなる教養人であろうと、その人物は明らかに人間的に発展途上であり、そこに愚かさを認めざるを得ません。


なるほどね、気をつけます。
相手に合わせて、低俗な態度を取ってました。
反省します。でも、低俗な態度を取る事が自分を守る事につながる場合、どうすればいいんだろうか。あの人がいるだけで、私はもうストレスが限界だ。

p117
カーネギー竜野「やりたくなるようにしむける方法」

  1. 議論を避ける
  2. 誤りを指摘しない
  3. 誤りを認める
  4. 穏やかに話す
  5. 「イエス」と答えられる話題を選ぶ
  6. しゃべらせる
  7. 思いつかせる
  8. 人の身になる
  9. 同情を持つ
  10. 美しい心情に呼びかける
  11. 演出を考える
  12. 対抗意識を刺激する


やりたくないことを無理にやらせようとしてもうまくいかないが、やりたくなるようにしむければうまくいく、ただこれだけです。


そのとおりです。
人をほめる、だけじゃなかったです。
私は何を読んできたんだろか。

p123

  • まず問いかけて、相手の内的選択に訴える
  • 相手の意見が自分と同じなら、同調して励ましておけばすむ
  • 相手の意見が自分と違うなら、その時点では自分の思いを遠慮なく言葉にするが、相手の選択の自由は一貫して尊重する
  • だれに大しても同じ態度で接する


声高に主張するよりも主張は控えめにし、
後手をとっても、自分は芯をしっかり持って筋を通す事が、結局は上手なやりかた


とりあえずこれを毎日見えるところに置いておきます。うん。



4479793143キツい人間関係をラクにしたいときに読む本
杉本 良明
大和書房 2011-04-16

by G-Tools