そもそも仕様がまとまってなかったのでは?

いつか要件定義をするかもしれないので、今のうちにまとめておく。



要求の仕様化(要件開発) より



 これに対して、“仕様としての表現が曖昧”という指摘は、作成者のスキル以外に、そのチームのメンバーのスキルにも大きく影響受けるために厄介です。自分では、これで分かるだろうと思っていたものが、メンバーには通じなかったということですので、まずは、こういう表現では読み取ってもらえないという、その「事実」を受け入れる必要があります。これは「現実問題」として認めることが大事です。その上で、個人的に「曖昧事例集」のようなものを作ってみることをお勧めします。



 ・どういう表現が通じなかったのか

 ・それをどういう表現に変えたことで通じたのか



 ということを書き出して分類しておくのです。Excel のようなソフトを使ってまとめておけば、通じなかった表現と改善した表現を対比させる形で整理できます。また、どのプロジェクトで指摘されたのかということを日付けと一緒に記録しておくことによって、その後に、再び同じような曖昧な表現が指摘されたときは、その事例の下に新たな事例が加わることになります。表現が改善されたパターンはその下に新たな事例は追加されませんので、登録した日付けから、改善されている状況が推測できます。



 仕様漏れなどの指摘に対しては、このように対応していけばすぐに曖昧な表現はなくなります。



⇒実践していくようにする。

 →もしくは、今から取り入れてみる。










この本に従い、全ての要求にその理由または意図を併記して一覧表にまとめたところ、一発で思ったとおりのシステムが出来上がってきて